皆様こんにちは。KTリーダーです。
今回は「中古マンションを選ぶときに、どこを見ればよいのか?」というテーマでお話しします。
立地や価格、築年数など、気になるポイントはたくさんありますが、以下に、中古マンション選びで私が特に注目しているポイントを3つご紹介します。
① 戸数が多いこと(目安:40戸以上)
なぜなら、戸数が多いと修繕積立金を効率よく貯めることができるからです。
たとえば、同じ修繕内容でも、40戸で分担するのと10戸で分担するのでは、1戸あたりの負担額がまったく違います。また、戸数が多いほど管理費や共用設備の維持費にもスケールメリットが働き、コストパフォーマンスの良い管理が可能になります。
② 長期修繕計画があること
建物の維持・管理には将来を見据えた計画が欠かせないからです。
長期修繕計画がきちんと作成されているマンションは、今後の修繕時期や必要資金があらかじめ想定されており、突発的な出費や管理組合の混乱を避けることができます。特に一定以上の規模のマンションでは、管理組合がしっかり運営されていることが多く、計画も現実的かつ実行力のあるものになっています。
③ 掲示板に外国語の注意書きが貼られていないこと
掲示板の状態から管理状況や住民のマナーを読み取ることができるからです。
外国語(英語や中国語など)で「ゴミ出しルール」や「騒音注意」といった掲示が複数貼られているマンションは、ルール違反が頻発しており、管理側が繰り返し注意を促している可能性があります。一方で、掲示物が整理されており、日本語のみで落ち着いた掲示内容になっている場合、住民のマナーや管理意識が高い傾向があります。
これらのポイントは、内見時にエントランスや掲示板を見るだけでもある程度チェックできます。長期修繕計画は、不動産業者に依頼して確認しましょう。
中古マンションは“管理を買う”とも言われます。目に見える部分だけでなく、こうした観点からも物件をじっくり見極めていきましょう。
皆様のマンション選びが、後悔のないものになりますように。
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